2008年12月31日水曜日

2008年最後に

2008年もあと1日となりました。皆さん今頃大掃除でしょうか。
私も少し(笑)お掃除しました。
さて、秋から漬け始めた糠漬けですが、あっまぜなきゃ、と思ってついでに出してみたナスの糠漬け(写真)。コレがなんとおいしく漬かっていたのです!いままでちょっと糠臭いなぁなんて思っていたのですが、やっと漬け物らしい味になりました。これで気分良く新しい年を迎えられそうです。(大掃除は足りませんが。来年に持ち越しです。)こんな怠け者の私ですが、ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。では良いお年を。

2008年12月16日火曜日

折り紙ツリー

お陰様でホリデーコンサートも無事終わり、めちゃくちゃ忙しい時期が一段落しました。
そこで娘を連れて折り紙のツリーを見てきました。よく見ると「恐竜」の折り紙もありますよ。
そう、ここは自然史博物館です。下の解説に伝統的な紙のアートみたいなことが書いてありましたが、
Japaneseとかfrom Japanとかそういう言葉がみつからなくてちょっと残念(見過ごしたかもしれませんが)。

家に帰ってから二人とも鼻がくしゅくしゅ。昨日はめちゃ暖かくて、今日は雪という温度差からか、最近の忙しさによる疲れからか、風邪をひいてしまったかも。どうも風邪をひくときは食生活のみだれがかなりあるようですね。たしかにふだんより、乳製品を多く取りすぎたような気がする。これはパーティでのチーズつまみぐいからはじまったみたい(笑)。マクロビオティックでいう、陰性だか陽性に偏りすぎたかもしれない。コンサート前に夜更かしして譜面作りとかすると、どうしてもお腹すいてお菓子も食べたりするしね。砂糖の取り過ぎはイミューン・システムの働きを低下させるらしいです。

みなさんもこのシーズン、呉々も食べ過ぎ、飲み過ぎに注意してお過ごしくださいね。

2008年12月4日木曜日

師走

師走になりましたね。皆さんもお忙しいことと思います。
私は昨夜パークアヴェニューの高級アパートでのパーティで弾いてきました。
かれこれこのお宅では10年近く毎年弾いています。奥様に「あなたのお子さん今いくつになったの?」と聞かれ、「2才です。」と答えると、「Oh! テリブル2ね(笑)。でもあっという間よ。ほんとに。」このお宅の娘さんも息子さんも初めて会ったときはあんなに小さかったのに、今や16才と13才。まぁ、こちらの16才といったらほんとに大人でゴージャズって感じです。高いヒールはいちゃったりして。
ケイタリングの人達とももう顔見知りなので、始まる前にチーズとクラッカーつまんじゃっていいよ、とか、弾いてるときに「何か飲む?」とか言ってくれます。ピアノもさすがスタインウェイが置いてあって長時間弾いてもあまり疲れません。というか日頃練習できないので、このチャンスに弾いてしまおうという感じでした。杖をつきながらよっこらよっこらおばあさんが近寄って来て、「とても素敵な音楽ありがとう。You're special!」と言ってくれました。ソロピアノは孤独な仕事なので、そんな一言がとてもうれしいものです。
今日はまたカーリンとキャサリンと来週のコンサートのリハーサルでした。二人のスピリチャルはかっこいい。好きなこと続けてやれることはほんとにありがたいことですなぁ。

2008年11月24日月曜日

ホリデー・コンサートのお知らせ

毎年サンクスギビングが近づくとニューヨークは寒くなってきますね〜。
ホリデーシーズンのライブのお知らせです。

11月27日(木)
キャッツキル・マウンテンの大菩薩禅堂でディナー・タイムに演奏します。
ご興味のある方、詳細はこちらをご覧くださいね。www.daibosatsu.org/events.html

12月8日(月)12:30pm
キャサリン・ラッセル(vo)とカーリン・レイ(vo)親子のホリデー・コンサートにちょこっと参加します。
at World Financial Center, Winter Garden
www.worldfinancialcenter.com/calender/
先日「モンクat 91」をやった広いところです。無料です。

12月12日(金)7:30pm
Lance Hayward Singers
at Christ & St. Stephen's Church
$18($14 for seniors & children)
毎年恒例のランスヘイワード・シンガーズのコンサート。

この時期ニューヨークにいらっしゃる方、是非お越し下さいね。

Happy Thanksgiving!

2008年11月20日木曜日

のだめバッグ

最近よくコンサートのリハーサルがあるので、「のだめバッグ」を持って出かけます。黒地に鍵盤がのっていて結構目立つんです。アメリカ人にすごく好評で、「いいね〜これ」、とか「地下鉄の中でも練習して来たの?」(できないよ。笑。)、とか言われます。日本でライブのときに友達にもらったのよと言うと、日本によくツアーに行く人は、「日本はいいものいっぱいあるよね〜。」とか言われました。今日も「ジェローム・カーン曲集」と「マイ・フェア・レディー」の2冊の宿題抱えて帰って来たのですが、のだめバッグには譜面がすっぽり入って使いやすいんです。ありがとね〜。

最近発覚したのですが、サムタイムで不思議な偶然があったんです。何年か前にタップダンスの伴奏をしていたときに、ダンサーのオマーを見に来ていた日本人女性に会いました。名古屋からいらしたとおっしゃってたので、名古屋でライブをしたときにお知らせしたら来て下さいました。お一人でいらしてたので、東京から駆けつけてくれた友達を紹介して、一緒のテーブルでいかがですかって勧めたんです。で、先日名古屋の彼女からメールが届いて、このあいだの吉祥寺サムタイムのライブに来て下さっていたというじゃないですか。なんて鈍感な私。声かけて下されば良かったのに。ライブでの写真をよ〜く見ると、(サムタイムはピアノの後ろを囲むような感じで席があるんです。)なんと彼女の席は偶然にも名古屋で紹介した東京の友達の隣だったんです!これってすごいって一人で感動してます。

2008年11月10日月曜日

レコーディング

先日、オバマ氏に決まった瞬間、外でワーっと歓声が聞こえました。
それだけアメリカ国民は待ってましたって感じなんでしょうね。

さて、今日は歌の伴奏でレコーディングしてきました。
主役はもちろん歌なので、最初のテイクの方がうまく弾けたんだけどなって思っても、
やはりそこは我慢しなくてはいけません(涙)。
なんとかうまくスイングしてサポートできてたらいいのだけど。
(歌伴の名手っていうのはあこがれで、私の大好きなピアニストもみんな歌伴の名手なんです。
トミー・フラナガンーエラ・フィッツジェラルドのピアニスト、師匠のサー・ローランド・ハナーサラ・ヴォーン、カーメン・マクレエのピアニスト、そしてマル・ウォルドロンービリー・ホリデイの最後のピアニスト。)

CD発売になったらお知らせしますね。なかなか良いレコーディングでした。
スタジオもとても雰囲気が良くて、ピアノもスタインウェイでさすが良い音してました。
思わずウォーミングアップでショパン・エチュード弾いちゃったりしたけど、
やっぱり良いピアノだといつもよりうまく弾けちゃうんです。
しかしそのヴォーカリストの手が大きかったので(彼女はジュリアードでピアノメジャーだったんです)、「あぁ、こんなに手が大きかったらもっとショパンエチュードも楽に弾けるのに」と言ったら、彼女曰く、「まぁ、練習すればね。」って一言。確かに。笑っちゃいました。

2008年10月31日金曜日

ハロウィーン

今日はハロウィーンで仮装した人達でにぎわってましたね。我が家ではひっそりと子供の教室でいただいたカボチャのランタンを楽しみました。
ハロウィーンって仮装してお祭り騒ぎの日みたいな印象があるけれど、お教室の先生によると、Hallowとは、魂の世界、またはその境界の意味を持つみたいです。そしてハロウィーンはカソリックの11月1日のAll Soul' Dayの前夜祭だそうです。霊をお迎えするお盆のようなものかしら?

ところで、糠漬け報告ですが、カブがうまく漬かりましたよ〜。
ほとんど娘に食べられてしまいましたが・・・。

2008年10月22日水曜日

秋の夜長に

うちの前の公園の木々も少しづつ色づきはじめました。
娘は落ち葉の上をくしゃくしゃと歩くのが大好きなようです。
「虫の声」などを歌っているのですが、秋の夜長に最近はじめたことがあります。それはなんと「糠床作り」。せっせせっと糠をかわいがってます。
1週間「捨て漬け」という作業をしなくてはならないそうで、
漬けて食べられるまでには待たなくてはなりません。
なぜか同じく日本から戻ったばかりのママ友も糠漬けをはじめたらしい。
そんな季節なのでしょうか。

2008年10月10日金曜日

Monk at 91

1週間経ってようやく時差ボケも直ってきました。セロニアス・モンクのお誕生日(10月10日)を祝うジャズピアノ・マラソンというイヴェントを聴きにワールド・フィナンシャル・センターへ行ってきました。なんとうちの娘と同じ誕生日なので、娘も連れてお祝いしました。5時から10時までピアニストが15分から20分づつ弾いて行くのですが、丁度着いたときにヘレン・サングが弾いていて、次にランディ・ウェストンが登場しました!エレーナさんが10月4、5日に京都上賀茂神社のランディのコンサートに行ったそうですが、もう10日にニューヨークで弾いていました。さすが、音が違います。お客さんの反応も違います。ハッピー・バースデーのフレイズも出て来て、娘もなんてラッキーなんでしょう。続いてマルグリュー・ミラー、そして若手のアーロン・ディールと、私好みのピアニストが続きました。これ、無料コンサートなんですよ。すごいでしょ。建物の裏手ではトレード・センター跡地の工事が続いていました。ここを通るとやはり何とも言えない気持ちになりますね。

2008年10月2日木曜日

NYに戻りました。

3週間の日本の旅を満喫して今日NYに戻りました。まだ体が揺れています。
写真は京都の六角堂のお地蔵様です。今回の旅はこの京都の六角堂から始まったという感じです。というのも日本に着いた次の日に六角堂そばの洛中庵さん(http://rakuchuan.jp/)でマッサージしてもらったんです。ここの杉浦さんはいつもお世話になっているヴォーカルのエレーナさんのいとこにあたる方でご紹介いただきました。いやぁ、あんだけほぐしてもらった御陰でこの旅の間元気でいられた気がします。今回台風の影響で、曇りや雨の日が多かったのですが、そんな中ライブに足を運んでくださった皆さま、本当にどうもありがとうございました。また後日ライブ報告などアップしたいと思います。

2008年9月6日土曜日

もうすぐ里帰り

今朝久しぶりに会った人に「いくつになった?」って娘のことを聞かれました。
「もうすぐ2才。」と答えると、「オーマイガー、テリブル2!」といって笑ってました。
こちらでは2才の反抗期のことをテリブル2といいます。うちもご飯バラまいたり、道にしゃがみ込んで動かなくなったり、たいへんです。13時間の飛行機の中、だいじょうぶかな。ツアー中、目的地に無事たどり着けるだろうか。など不安がいっぱいですが、みなさま、ご迷惑おかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

2008年8月28日木曜日

Jazz Mobile


ジャズ・モービルのコンサートでジミーヒースを聴いてきました(みけっちとはバリーハリスを聴きましたね)。ピアノはマイケル・ワイス、ドラムはいつものウィナード・ハーパー、ハデにきめてました。クイーンズカレッジでお世話になったジミーに会うと、おじいちゃんに会いに来たような気になります。そんな温かい人です。ジャズ・モービルという名のとおり、ステージをトラックで運んできます。なかなかハーレムの夏の風物詩という感じです。チャーリー・パーカー・フェスティバルも終わり、(今年は最後のランディ・ウェストンをちらっと聴けただけでしたが)、今週末のレイバー・デイが過ぎると、秋ですね。福生のエルビンさんご指摘の通り、もう日本行きまで10日?たいへんだ〜。何弾こうかな。
皆様にお会いできるのを楽しみにしてます。ご予約お早めにお願いします。

2008年8月23日土曜日

ライブ at 5C Cafe

近所のカフェ、5C Cafeでピアノ・トリオの演奏しました。来てくださったみなさん、どうもありがとう!5Cはカーリンとのデュオに続いて2度目の出演です。今回はトリオでドラムの高橋信之介さんと初共演。日本でもニューヨークでも売れっ子の若手ドラマーです。店のぼろいドラム(一応フランク・ギャンツが寄付したらしい)でもすばらしく叩いてくれました。オーナーのブルースはかなりのジャズ・マニアックで、どんな曲でも知っていて、「すごく楽しかったから」ってギャラもちょっぴり上乗せしてくれたのが嬉しかった。もとがかなり少ないけど(笑)。オリジナルの「ポッポ・ジャンゴ」(3年前の里帰りライブでも弾いたので覚えていらっしゃる方もあるかもしれませんが、「ハトポッポ」に「ジャンゴ」を付け足したような曲)が特に気に入ってくれ、「エイメン!」と言ってくれました。また9月の帰国ライブでも演奏しよかなって思ってます。皆様是非聴きに来てくださいね。

2008年8月10日日曜日

お盆

お盆にNY郊外のお寺、大菩薩禅堂へ行ってきました。とても涼しくて、夜は寒いくらいでした。最近、「和楽」「ジッポウ」等の雑誌でも紹介されているせいか、日本からもこのお寺に訪れる方が増えてきました。
娘が騒がないか心配でしたが、木魚とお経が子守唄に聞こえるようで、運良く寝てくれました。
湖のハスの花がきれいでした。このビーチャー・レイクで灯籠流しをしました。

2008年8月5日火曜日

祝! 「Drop2」発売

新しい翻訳本、ジャズピアニストのための 「ドロップ2ヴォイシングテクニック 」が発売になりました!めでたし、めでたし。素敵な本になって手元に届くと嬉しいものです。苦労のかいがあったという感じです。ATN出版の皆様の編集、ありがとうございました!著者マークレヴィン氏ともメールのやりとりを何度もくりかえしました。アメリカ人らしく、とてもジョークがお好きな方で、本書にもあちらこちらに出てきます。もちろん、テキストもわかりやすい例題で、私も弾いてみて、「なるほど〜これか」と納得しながら翻訳しました。ATNのサイトをチェックしてくださいね。http://www.atn-inc.jp/new.htm
アマゾンでも購入できますよ。

それから同じくATNより再販された「オスカーピーターソン曲集」、こちらもオススメです。(なんと山中千尋さんの素敵な推薦文付き!)

この譜面を見ながらピーターソンの「ナイトトレイン」を久々に聞くとやっぱりすごい。
「Cジャム・ブルース」なんてものすごくシンプルな曲ほど難しいなって思いました。
うまいへたがバレる(笑)。

2008年7月18日金曜日

piano in the park 2008

ピアノインザパークの1週間が無事終わりました。
いやぁ、娘の面倒を見てくれたママ仲間には本当に感謝、感謝です。
彼女は今またママ、ママになってる時期なので大変でした。

最終日の今日はクワイアの仲間や、お友達の他、日本から観光で来ていた人も聴きに来てくれて、楽しく演奏できました。記念写真も撮っていただいたのですが、暑さでうだった顔してたと思います。恥ずかしい。
なんとi see nyというny情報ページのイヴェントに載っていたそうです(http://iseeny.com/index.php)。
ありがたいです。

予定日まであと10日という妊婦さんも来てくれたので、産まれてくる赤ちゃんのためにA Child Is Bornを弾きました。赤ちゃんもぐにょぐにょ動いてたそうです。

しかし、演奏中に一番困ったのは、暑さもさることながら(34度)、あお虫さんなのでした。「ハラペコあお虫」という絵本がありますが、実際に見ると、かわいいとは言ってられません。特に演奏中は。でも何度も演奏中にはらっているうちに、かわいく見えて来たりして・・。
あと大変だったのは、騒音。後ろの図書館のビルの工事だかなんかの音、そして水曜日はMLBのオールスターのパレード(しっかり終わったあと、イチロー見ましたけど!)。

まぁ、いろんなハプニングはありましたが、楽しい1週間でした。
最後の日になってエネルギーがようやく出て来て、これからって感じになったところで終わりです。
私の人生っていつもこんな感じのような気がする(笑)。

さぁ、今夜は暑い中お友達がパークまで持って来てくれた「のだめ」を読みまくります!

2008年7月11日金曜日

滝のアート

久々にチャイナタウンの小龍包食べたんだけど、まずかった。
がっくりしてそのまま川に向かって歩いて行くと、ありました。
滝のアート。夏にぴったりのアートですよね。
イーストリバー沿いのお散歩、気持ちいいですよ。
たぶんサウスストリート・シーポートのあたりが4つの滝全部よく見えそうです。人ももっとたくさんいそうだけど。

2008年7月4日金曜日

花火

イーストリバー沿いまで10分ぐらい歩いて、独立記念日恒例の花火を見てきました。
小雨まじりのあいにくのお天気のせいか、思ったほどの人の混雑もありませんでした。
新しいスタイルの花火もありましたが、やはりあのスタンダードな花火のほうが風情があっていいような。ジャズでもオリジナルもかっこいいけど、スタンダードを聞くと落ち着くように?
まぁ、実はスタンダードを「聴かせる」方が難しいんですけどね。

そうそう、先日やっと日本語放送をケーブルに追加したんですよ。(きっかけは国府弘子さんから趣味悠々のピアノ講座がNYでも見られるかも、と情報をいただいて。しっかり見ましたよ〜。すごく勉強になりました!皆さんご覧になりました?)それで落語も久々に見ました。創作落語と古典落語、2本やってました。やっぱり古典が好きでした。桂文珍さん、すばらしい!

2008年6月13日金曜日

回転木馬

先週からNYはめちゃくちゃ暑くてぐったり。
なにせ体感温度は40度だったんですよ〜。
冷房なしではいられなかったわけですが、
さすがに4日目ごろから具合悪くなりました。
1日中つけてるのって良くないですね。
今日は少し気温も湿度も下がって過ごしやすくなりました。
なので娘と回転木馬に乗ってきました。
といっても娘が乗ったのは木馬ではなく、なぜかカエル。
彼女ははじめ緊張してたものの、終わる頃には楽しそうでした。

来月ここブライアントパークでピアノ・イン・ザ・パーク(ピアノではなくキーボードなんですが)でまた弾かせてもらうことになりました。え〜もう来月?練習しなきゃ〜、と焦る。が、しかしどうやって〜?が今の最大の課題なのだ。

2008年6月3日火曜日

フラ

6月になりました。日本では梅雨のイメージですが、NYでは夏の感じ。
昨日も暑かったです。セントラルパークに行ってきました。
ジャパン・デーでもあったのですが、友達がフラを踊るというのでハワイ・ピクニックにお邪魔しました。
日本でも大人気のフラですが、私は今回見るのが初めて。
すごくいいよ〜って彼女が言ってる意味が分かりました。
とても癒されますね。このストレスいっぱいの大都会で、
何よりもみんなすごくハッピーな顔して踊ってるんです。
うちの娘にもそのうち習わせたいな〜と思いました。

2008年5月23日金曜日

iPodがやってきた

雨が降ったり晴れたりのニューヨークです。come rain or come shineって曲ありますが・・。
最近やっと私の手元にもiPodなるものがやってきました。
iTunes storeで早速ダウンロードしたのは、マル・ウォルドロンとジャズピアニスト強者達がデューク・エリントンに捧げたモントルージャズフェスのライブ盤です。ランディ・ウェストン、我が師サー・ローランド・ハナ、ジェイ・マクシャン、アール・ハインズにセシル・テイラー、すごいです。
しかしiPodをいろいろ使いこなすには時間がかかりそうです。

以前ローランド先生がクイーンズ・カレッジのクラスでCDの13番目の曲を出すのに、ピピピピ・・・って1から順番にnextを押してるので、10+を押してから3を押すと早いって教えてあげたんだけど、「俺は俺のやり方でやる」っておっしゃって、何度も1からピピピピって押していらっしゃいました(笑)。
私もそのうちローランド先生のこと笑っていられなくなりそう・・。

2008年5月12日月曜日

母の日

母の日は如何でしたか?
私はブロンクスにある老人ホームで演奏してきました。
車いすで生活していらっしゃる方達が殆どで、
時間になるとホールにゾロゾロと集まって来てくれました。
初めお互いにかたかったものの、「The Way You Look Tonight」を弾くと、
一人のおばあさんが一緒に口ずさんでくれました。
そうするとこっちもリラックスしてきました。
何もプログラムも作ってなかったので、
とっさにわりとアップで「ハニーサックルローズ」を弾いたら、
今度は脇から黒人のおじいさんがタップダンス始めました。
昔ダンサーだったのかなぁ・・。
ミュージック・セラピーってこんな感じなのかなぁと思いながら、
「ワンダフル・ワールド」をバラードで音を大切に弾いてみました。
最後は「サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」でにぎやかに演奏したら、
また別のおばあちゃんも歌ってくれて、タップおじいさんもまた踊ってくれて、
楽しく終わる事ができました。

2008年5月5日月曜日

こどもの日

ゴールデンウィークは如何お過ごしでしたか?
今日はこどもの日だったのでちらし寿司にしました。
近所のオーガニック・ストアでfava beansを見つけたので、
ゆでてお寿司にのっけました。これ空豆と同じだと思います。
これから豆類がおいしい季節ですね。

最近の私のブームは「のだめin Europe」。ニューヨークでは4月に放映されました(日本の新春企画でしたね。トホホ)。日系本屋さんで1枚だけ残ってたCDまでゲットしてしまった。のだめちゃんが弾いていたラベルの「道化師の朝の歌」は私が音大の卒業試験で弾いた懐かしい曲なんです。パリコンセルバトワール出身の対位法の先生に「パリに行かなきゃこのノリはつかめないよ。」なんて言われて行きたかったパリですが、行けなかったのでつかめませんでした(笑)。

それから千秋君がコンクールで指揮してた曲ーシュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲル〜」ーは、モンクの「ストレート・ノー・チェイサー」の元の曲と言われる曲で、出だしにホルンがテーマを吹いてましたよね。お気づきになりました? 私もじっくり聴いた事無かったのでCDでもいっかい聴いてみます。モンクもジュリアードで勉強してたっていうし、実はかなりのインテリなんですよね。ウィントン・マルサリスもモンクの曲は数学的だと言ってたそうです。

2008年4月25日金曜日

マザーグース

図書館で借りて来る赤ちゃんの本にはマザーグースからの詩が多いです。
わけわかんない詩がすごく気に入っていて、中でも私のお気に入りはこれ。

Hey Diddle Diddle
the cat and the fiddle
the cow jumped over the moon.

The little dog laughed
to see such sport
and the dish ran away with the spoon.

さらにオイリュトミーの先生から教えてもらった谷川俊太郎氏の訳が最高。

えっさか ほいさ
ねこに バイオリン
めうしがつきを とびこえた
こいぬはそれみて おおわらい
そこでおさらはスプーンといっしょに おさらばさ
(マザーグース1より 谷川俊太郎・訳/講談社)

日本語のリズムがすごくいいでしょう。
今ほぼ日で谷川さんの対談をやっていて、これもとても興味深いですよ。深いです。
http://www.1101.com/books/from_little_words/tanikawa/index.html
(あんなに素晴しい方が「一輪の花と等価の詩が書けたら」とおっしゃっているんです。)

図書館といえばあしたはブルックリンの図書館でランスヘイワードシンガーズのミニライブがあります。
Brooklyn Heights Public Library
280 Cadman Plaza West at Tillary St.
Brooklyn, NY 11201
718-623-7100
1時からの1ステージです。無料です!
お時間のある方どうぞお越し下さい。

2008年4月17日木曜日

春ですね

すっかり暖かくなりましたね。春らしく気分を変えて久々にパーマかけてみました。
娘を連れて行くのはちょっと心配でしたが、
スタイリストのミユキさんがささっと巻いてくれて、ぐずらずにすみました。
というか他のスタイリストさんとも遊んでもらって本人も楽しんでいたようです。
このサロンはきれいでスペースも広く、ガーデンもあるのでとても快適ですよ。お子様連れでもだいじょうぶ。ニューヨークに来てサロンにいきたいわ〜と思った方にもオススメ。
ここからソーホーもヴィレッジもすぐです。興味のある方リンクを見てみてね。

そういえば今日は私がニューヨークに降り立った日だ。なんと19年前だ。
早いなぁ。当時は何もかも違う環境でわけわかんなくて1週間ぐらい泣いてたような気がする。
ニューヨークもきれいになりました。今住んでいるあたりもとても当時は近寄れなかったあたり。
今では高級アパートができて家賃は2000ドル以上は当たり前らしい。ずいぶん変わりました〜。

2008年4月14日月曜日

元祖Oh, Happy Day

昨日Jazz at Lincoln Centerでエドウィン・ホーキンスを聴いて来ました。映画「Sister Act」(「天使にラブソングを」)で有名なゴスペル曲「Oh, Happy Day」の元祖です。彼は映画の中にあるようなスケールを「ラララララララララ・・」と歌う部分は歌いません。(ご存知ですか?なんとなくあれを最初に聴いてしまった私はあれがないと寂しいような気もしますが・・)しかし元祖だけあって味があってとっても良かったです。

この日はJazz at Lincoln Center全体がゴスペル・フェストだったようで、ロビーでもゴスペル、もう一つのホールでもアビシニアン・チャーチ・クワイアとウィントン・マルサリスの共演。私はピアノのエリック・リードが好きなので、彼のエドウィン・ホーキンスの共演を選びました。エリック・リードは始めのインスト(トリオ)から飛ばしてかっこよかったです。ゴスペル曲を流してそれがちいさくなって消えたら、枯れ葉がアップテンポで演奏されました。初っぱななので3人がお互いに微妙にテンポのズレがあったのが、びしっと次第にはまっていくあたりがワクワクさせられました。さっき流れたゴスペルは枯れ葉と同じコード進行だったな〜なんて聴いていたら、エリックは聴衆にアルバムを見せてー彼は教会の息子で4、5才の頃聴いていたらしいーその曲はエドウィン・ホーキンスのアルバムの中の「ジーザス」という曲で枯葉と同じコード進行だそうです。なかなか心憎い演出。枯葉なんて久しぶりに聴いたのだけど、やっぱりいいですねぇ。エドウィン・ホーキンスはジャズのスタンダード、「サムウェア」と「マイファニー・バレンタイン」も歌ったのだけど、エリック・リードのイントロの出し方とか美しいし、アレンジもセンス良いし、ソロもかっこよくてさすが〜でした。

2008年4月5日土曜日

Women in Jazz Festival

セント・ピータース・チャーチのWomen in Jazz Festivalにカーリン・レイとキャサリン・ラッセルのバンド・メンバーとして 参加しました。カーリンのスピリチュアル、キャサリンのブルースの他、もう1人加わって、ヴォーカル3人のサイ・オリヴァーのアレンジ等(「サニーサイド・ストリート」のアレンジは、きっと皆さんも聴いたらこれかって思いますよ。)とてもバラエティーに富んだコンサートでした。サイ・オリバーの時代のピアノってほとんどブンチャ、ブンチャの世界なんだけど、これが結構やってみるとノリが難しい。

コンサート当日、カーリンから電話がかかってきて曲目変更があり(かなり焦る小心者の私)、ハプニングがあったけど、やっぱりこの二人はスゴイです。サムシング・エルス!カーリンの旦那さんはルイ・アームストロングと一緒に仕事をしたアレンジャー、ピアニストなんです。キャサリンはその二人の娘だからすごくないわけがない。ジャクソン・ブラウンやデビッド・ボーイ、シンディー・ローパー等のバック・コーラスを長年経験した人。ピッチ・コントロールが抜群でソウルフルなヴォーカリスト。(うちの娘はリハーサルを我が家で聴いているので、何か得てくれるかしら・・なんて。オールド・マクドナルドも歌ってもらって「イーアイ・イーアイ・オー」と喜んでいます。かなりラッキー。)今夜は演奏してて「あ〜この場にいれて幸せだな〜」なんて思っちゃいました。最後は二人のアカペラによるEvery Time I Feel the Spiritで締めくくられました。

2008年3月31日月曜日

ハロー・ドーリー

娘のジャズクラスが始まりました。といってもシュタイナー教室同様、私の方が積極的に楽しんでます(笑)。さすがニューヨーク、8ヶ月の赤ちゃんからジャズ・クラスがあるんですよ。
どんなことをやっているかというと、春のコースはルイ・アームストロングがテーマで、
「ハロー・ドーリー」を歌ったり、「レッツ・フォーリング・ラブ」にあわせて踊ってます。
私はビル・エバンスからジャズに入ったので、ルイ・アームストロングは正直言って飛ばしてきてしまったので(恥ずかしながら)、私のためにもとってもよいクラスです。おばあちゃんが孫を連れて来てる人もいて、楽しそうに歌ってます。ハロー・ドーリーのドーリーのところを子供達の名前に置き換えて歌ったりします。
しかし始めのハロー・ドーリー以外歌詞を知らなかった私はまた明日のクラスのために書き出して覚えています(なんで前日になって?)。「レッツ・フォーリング・ラブ」はルイアームストロングとオスカー・ピーターソンが共演しています。これがまたすごいご機嫌です。MP3で買って娘と踊って復習?してます。ピーターソンのコンピングが超かっこいい!興味のある方、是非聴いてみてください。

2008年3月27日木曜日

手作り石鹸

先日手作り石鹸クラスに参加しました。クラスで作った石鹸が先生に仕上げをやって頂いてこんなにかわいくできました。春のイメージでピンクのクレイ入りです。香りはローズマリーで清々しい香りです。(興味のある方、リンクのTao's Handmade Soapをご覧下さいね。)
残念ながら自主制作はまだまだ先になりそうですが、いつか皆さんの誕生日にプレゼントできるといいなぁ、なんて思ってます。
もうすぐ桜の季節ですね。

2008年3月23日日曜日

Easter

クイーンズの教会の「イースター・ジャズ・パンケーキ・ブランチ」にトリオで弾いて来ました。一番前で楽しそうに踊ってくれてた子供達と記念写真。
みんなイースター・セレモニーでおしゃれしてました。
レイチャールズのHallelujah I Love Her Soとか、Masquerade is Overなんかがけっこううけてたみたい。こんなときタップジャムや歌伴の仕事が役に立つなぁと、感謝。終わってからのパンケーキはやはりおいしい!いつもは食べないのだけれど、パンケーキにそえたソーセージやベーコン、ミートボールみたいなのもとってもおいしかった。

ところでこの教会ではdeacon(教会の役員みたいな感じかな)さんが空手教室をやっているそうです。25年前からお父さんが日本で学んだものを受け継いでいるそうです。今では15人の生徒さんがいるそうで、人気があるそうです。日本の文化が教会で学べるなんてすごくないですか?

2008年3月17日月曜日

セントパトリックデー

今日はセントパトリックデー。緑のTシャツを着た若者が(すごい年寄り臭い言い方)アイリッシュバーで飲んで大騒ぎしてました(有名な「マクソーリー」の前には朝から行列ができてました!)。私はそんな人達を横目に見ながら大忙しの一日。先週から熱を出した娘のチェックアップに朝からドクターに診てもらい、帰って来たらご飯を大急ぎで食べさせ(こーゆう時に限って食べてくれないのだけれど)、お友達のお家にストローラーを押して何ブロックも歩いて娘を預かってもらって(ここまででもう汗だく)、タクシーでチャイナタウンの近くのスタジオへ。間に合って良かった。着くまでに相当エネルギー使ってしまったけど、仕事はこれから。今日はシンガーの人のレコーディングだったんです。気を取り直してピアノの前に座ると、スタインウェイが待っててくれた。うれしい。ここは初めてのスタジオだけども、きれいでとても居心地が良い。この「居心地が良い」というのが最も大事で、プロデューサーも「いくら有名なスタジオでもトイレやラウンジが汚いのはきらい」と言っていた。プロデューサーもミュージシャンもみんなファミリーって感じでレコーディングはとてもスムーズに進んだ。よく歌ものでは変化を付けるために最後のコーラスでキーを上げて転調させたりするんだけれども、今日の調子では無理してるような気がしたので、転調しないでやってみたら、と提案してみた。そしたらバンド全体がリラックスして結局そのテイクが一番良かった。無事にレコーディングが終わって私がホッとしたせいか、熱が下がったからか、娘は今夜ずいぶんすんなり寝てくれました〜。

2008年3月14日金曜日

脳を鍛える

最近エロール・ガーナーを聴いてます。ミスティで有名なピアニストです。
ちょっと調べる曲があって、うちにあったCDを聴いてみたんだけど、
やっぱりすごいです。(ご存知の方、左手が特に難しいですよね。)
私の師匠のサー・ローランド・ハナもとても影響をうけてます。

かつてクイーンズカレッジに通ってた頃、ゲストで来てたジェフ・キーザーが「いろんな人のフレーズを学ぶ(盗む?)ときは、書き出さないで何度も覚えるまで弾いて自分のモノにするといいよ」って言ってました。しかし書き出さないで覚えるのはこの年になると結構つらいものがあったりして(笑)。
でもそうやって脳を鍛えた方が良さそうですね。

2008年3月5日水曜日

Note By Note

スタインウェイ・ピアノのドキュメンタリー・フィルム"Note by Note- The Making of Steinway" を見ました。
スタインウェイ工場(クイーンズにあります)でいかにピアノが作られるかとか、カーネギーホールでリサイタルをするピアニストがどのピアノを使うか選んだり、有名ピアニストもたくさん出て来ておもしろかったです。クラシックピアニストのランランの試し弾きスゴイ。音が鳴る鳴る。でもマーカス・ロバーツもすごかった〜。あとケニー・バロン、ビル・シャーラップ、ハンク・ジョーンズもでてきましたよ。

でも中でも一番印象的だったシーンは、工場のセールに一家揃って買いに来た家族。そして念願のスタインウェイピアノがお家に運ばれ、孫が嬉しそうに弾く姿を見て涙ぐむおばあちゃんがなんともいえなかったです。ほんとスタインウェイは憧れのピアノですよねぇ。

ところで今日は啓蟄。冬ごもりしていた虫が春の到来を感じ、地上に這い出して来る頃だそうです。
なるほどニューヨークもいきなり昨日から気温が上がり、私の花粉症もまたやってきました。

2008年2月27日水曜日

ムーブメント

今日は近所のミュージックスクールでクリエイティブ・ムーブメントというクラスの伴奏をしてきました。2、3歳の子供のクラスで、歌に合わせて歩いたり、走ったり、踊ったりして遊びます。私が子供の頃に習ったバレエクラスではテープを使っていましたが、こちらのバレエクラスでは生のピアノ伴奏付きなんです。タップダンス以来のダンスの伴奏ですが、こちらも動きに合わせて即興的に弾くので集中力が必要です。しかしスタジオに入るとバーが並んでいてとても懐かしくなりました。ちなみに日本でも歌われるone little, two little, three little indians..をやりましたよ。

2008年2月21日木曜日

リニューアル!

この度たぐさんとみけっちのご好意により、ウェブサイトがリニューアルされました!
一段と見やすく、素敵に生まれ変わりました。
ニュー・サイトを見て初めて知ったのですが、アマゾンで「ザ・ジャズピアノ・ブック」が売ってたのですね(笑)。とても好評で嬉しいです。現在新しい本を翻訳中ですのでどうぞお楽しみに。

これからもみなさんに楽しんでもらえるようがんばりますので、よろしくお付き合い下さいね。

2008年2月14日木曜日

ハッピー・バレンタイン

バレンタイン・デーはいかがでしたか?
グランドセントラル駅のGODIVAで朝から出勤前の人達で行列ができてました。アメリカでも義理チョコがあるのでしょうか。こんな光景初めて見ました。我が家ではシュタイナー教室で制作したキャンドルをつけてお祝い(?)しました。

My Funny Valentineといえば何度となく歌伴しましたが、
(特に貴ちゃんと懐かしの「ロスカンビオ」で!)
初めて聴いたのはやはりマイルスです。名盤ですよね〜。
一体バンド内で何が起こっているのか、当時はまったくわからなかったけど、マイルス、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、ハービー、トニー、未だに最高のアンサンブルですよね〜。

2008年2月9日土曜日

嬉しい手紙

NYへ旅行した事のある方はご存知の通り、ここにはいい加減な人、テキトーな人がいっぱいいます(笑)。今日もバスルームを直しにプラマー(配管工)が来るはずだったのに来なかったり、インターネットのコネクションが悪くてケーブル会社とアポイントを取って3回目でようやく技術者が来たと思ったら、ちゃちゃっと直して「はい終わり、バーイ」って帰って5分後にはまた繋がらなくなったり・・ホールフーズの魚屋のおにいちゃんにイワシをクリーンにしてと頼んだら、5匹のうち3匹はきれいで、残りの2匹は鱗が残ったままでした(自分でやれって?)。ありえないって思うことが多いです。

しかし今日とても嬉しい手紙が届きました。クラシック・ラジオを朝よく聴いているのですが、あるとき「あれ、このステーションでこんな曲かかるの?」と思って印象的だったジャズっぽい曲が知りたくて、ラジオ局のウェブサイトでプレイング・リストを見たけれど、なぜかその曲がかかった時間だけブランクになってた。メールしてみたら、「たくさん問い合わせがあるので一人一人お答えできません。当局のウエブでサーチして、それでも見つからない場合は下記まで手紙を送って下さい」というメールが返って来た。作曲者名もピアニスト名も曲名も聞き逃しているのでサーチのしようがない。手書きでちゃちゃっと書いて(私もかなりテキトー)送ったら、なんと詳しく情報が書かれた手紙ーしかもタイプされた丁寧なビジネスレター調ーが2、3日で(忘れた頃でなく)届いたんです。差出人はあの番組のDJでした。最後には「貴重な時間を割いてお手紙を書いてくれてありがとう。何よりも番組を聴いてくれてありがとう」なんて締めくくってありました。こんな丁寧な人がいたんだって感動しました。今ちょうど大統領選で盛り上がってますが、この国も捨てたもんじゃないなって思いました。

2008年2月1日金曜日

ペンタトニック


グランドセントラルからメトロノースに乗って、娘のシュタイナー教室を受けにリバーデールという町に行ってきました。ハドソン川沿いを走る電車に25分乗っただけですが、空気がマンハッタンとは全然違います。なんてのどかな街なんでしょう。先生のお家も広くてゆったりしてます。

リトミックやシュタイナーという言葉は音大でちょびっとかじったので興味があったのですが、やってみるとやはり楽しいですね〜。昔の記憶がよみがえってきました。リトミックの先生は同じ国立音大出身の方で、ますます懐かしい気分。しかし体を動かしながら声を出すっていうのは気持ち良い!母親の私も一緒になってエンジョイしてしまいました。それに手作りおもちゃを作る時間もあって、工作みたいでこれまた楽しい。小学生に戻ったような気分になりました。考えてみたら仕事が趣味みたいなせいか(笑)、今まで趣味というものがなかったような気がします。何かいつもの生活と違った事をするのってリフレッシュできるし、大切なことですね。

ところでリトミックの先生によると、子供にはペンタトニックの音階が良いそうです。「こんにちは」とか「おかたづけしましょう」とか先生が作ったペンタトニックで作られた曲を歌いました。日本のわらべうたはほとんどそうですね。心地良いのかもしれません。ジャズのペンタトニックといえば、マッコイ・タイナー。もしかして、マッコイ・サウンドは子供も大好きかも?

2008年1月9日水曜日

チャーリー・パーカーの絵本

先日図書館でチャーリーパーカーの絵本 "Charlie Parker played be bop"を見つけました。
一応3歳から6歳向けみたいですけど、韻を踏んだリズムがとっても面白いのでご紹介します。

Charlie Parker played be bop.
Charlie Parker played saxophone.
The music sounded like be bop.
Never leave your cat alone.

Be bop. Fisk, fisk.
Lollipop. Boomba, Boomba.
Bus stop. Zznnzznn.
Boppitty, bibbitty, bop. BANG!

Charlie Parker played be bop.
Charlie Parker played no trombone.
The music sounded like be bop.
Barbeque that last leg bone.

Alphabet, alphabet, alphabet, alph,
Chickadee, chickadee, chickadee, chick,
Overshoes, overshoes, overshoes, o,
Reeti-footi, reetifooti, reetifooti, ree.

Charlie Parker played be bop.
Charlie Parker played alt saxophone.
The music sounded like hip hop.
Never leave your cat...a-lone.

(by Chris Raschka)

cat はジャズ奏者という意味もあるからそれをかけてるのか、
最後のページに艶かしい猫の絵が印象的です。
新年にふさわしく(?)チャーリーパーカーからまた聴き直したくなりませんか?

2008年1月7日月曜日

エコです

先日うちの前の公園でいらなくなったツリーが集められ、
ガーっと粉々にされていました。
チップになった木はガーデンにまいたりするそうです。
mulch festとかいって以前より規模が大きくなった気がします。
エコ・ブームなんでしょうか。
最近ニューヨークでエコバッグもはやっているようです。
いろんなエコバッグを見かけます。私もWhole Foodsにエコバッグ持って行って10セント引いてもらいます。エコの文字に弱い私はついエコ洗剤とかも買ってしまいますが、結構高いんですよね。でも強力な色や匂いがないし、ベビーにもやさしいようで気に入ってます。