2008年4月14日月曜日

元祖Oh, Happy Day

昨日Jazz at Lincoln Centerでエドウィン・ホーキンスを聴いて来ました。映画「Sister Act」(「天使にラブソングを」)で有名なゴスペル曲「Oh, Happy Day」の元祖です。彼は映画の中にあるようなスケールを「ラララララララララ・・」と歌う部分は歌いません。(ご存知ですか?なんとなくあれを最初に聴いてしまった私はあれがないと寂しいような気もしますが・・)しかし元祖だけあって味があってとっても良かったです。

この日はJazz at Lincoln Center全体がゴスペル・フェストだったようで、ロビーでもゴスペル、もう一つのホールでもアビシニアン・チャーチ・クワイアとウィントン・マルサリスの共演。私はピアノのエリック・リードが好きなので、彼のエドウィン・ホーキンスの共演を選びました。エリック・リードは始めのインスト(トリオ)から飛ばしてかっこよかったです。ゴスペル曲を流してそれがちいさくなって消えたら、枯れ葉がアップテンポで演奏されました。初っぱななので3人がお互いに微妙にテンポのズレがあったのが、びしっと次第にはまっていくあたりがワクワクさせられました。さっき流れたゴスペルは枯れ葉と同じコード進行だったな〜なんて聴いていたら、エリックは聴衆にアルバムを見せてー彼は教会の息子で4、5才の頃聴いていたらしいーその曲はエドウィン・ホーキンスのアルバムの中の「ジーザス」という曲で枯葉と同じコード進行だそうです。なかなか心憎い演出。枯葉なんて久しぶりに聴いたのだけど、やっぱりいいですねぇ。エドウィン・ホーキンスはジャズのスタンダード、「サムウェア」と「マイファニー・バレンタイン」も歌ったのだけど、エリック・リードのイントロの出し方とか美しいし、アレンジもセンス良いし、ソロもかっこよくてさすが〜でした。

2 件のコメント:

福生のELVIN さんのコメント...

エリック・リード最高ですね・・
私もロン・カーター、アル・フォスターのトリオのアルバムを2枚持っていてよく聞いてますよ・・・。

愛川由香 さんのコメント...

やはりご存知でしたか。
彼のソロアルバムMercy & Graceが気に入ってます。トリオも聴いてみようっと。