2008年2月9日土曜日

嬉しい手紙

NYへ旅行した事のある方はご存知の通り、ここにはいい加減な人、テキトーな人がいっぱいいます(笑)。今日もバスルームを直しにプラマー(配管工)が来るはずだったのに来なかったり、インターネットのコネクションが悪くてケーブル会社とアポイントを取って3回目でようやく技術者が来たと思ったら、ちゃちゃっと直して「はい終わり、バーイ」って帰って5分後にはまた繋がらなくなったり・・ホールフーズの魚屋のおにいちゃんにイワシをクリーンにしてと頼んだら、5匹のうち3匹はきれいで、残りの2匹は鱗が残ったままでした(自分でやれって?)。ありえないって思うことが多いです。

しかし今日とても嬉しい手紙が届きました。クラシック・ラジオを朝よく聴いているのですが、あるとき「あれ、このステーションでこんな曲かかるの?」と思って印象的だったジャズっぽい曲が知りたくて、ラジオ局のウェブサイトでプレイング・リストを見たけれど、なぜかその曲がかかった時間だけブランクになってた。メールしてみたら、「たくさん問い合わせがあるので一人一人お答えできません。当局のウエブでサーチして、それでも見つからない場合は下記まで手紙を送って下さい」というメールが返って来た。作曲者名もピアニスト名も曲名も聞き逃しているのでサーチのしようがない。手書きでちゃちゃっと書いて(私もかなりテキトー)送ったら、なんと詳しく情報が書かれた手紙ーしかもタイプされた丁寧なビジネスレター調ーが2、3日で(忘れた頃でなく)届いたんです。差出人はあの番組のDJでした。最後には「貴重な時間を割いてお手紙を書いてくれてありがとう。何よりも番組を聴いてくれてありがとう」なんて締めくくってありました。こんな丁寧な人がいたんだって感動しました。今ちょうど大統領選で盛り上がってますが、この国も捨てたもんじゃないなって思いました。

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